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夏の収穫2008

バンクーバーで過ごした楽しい夏が、今年もまた終わってしまった。この夏の収穫は、というと・・・

音楽:去年と比べると、あんまりCDを買い込まなかった。買ったのは2枚だけで、1枚はセロニアス・モンクがはじめてオーケストラ(といってもブラスとサックス)を率いて演奏したときのもの。Blue Monkが入っていたので買ったのだが、インパクトは今ひとつでした。もう一枚はJason MrazのWe sing, we dance, we steal things。車の中で、娘のipodをさんざん聴かされ、その多くはボクには耐えられないような曲ばかりだったのだが、この人のI’m yoursという曲だけは気に入って、教えてもらって買った。買ってみたら、CD全体としても、アコースティック感で統一されて、とても満足でした。こういうのばっかり聴いていればいいのに、と思いつつ・・・。

本:この夏もGordon S. Wood。まだ読み終わっていないが、彼の代表作であるThe Creation of the American Republicに挑戦中。なんせ600ページもあるので、いつまでかかるやら・・・。あと、話題の本なので買っておいたのは、Jed RubenfeldのThe Interpretation of Murder。ルーベンフェルドは、知っているひとは知っているように、ボクの大好きな憲法学者なのですが、なんとベストセラーとなる小説を書いたのである。これは、KS書房のU原さんに教えてもらいました。

レストラン:よく行ったのは、去年に引き続きonlyUcafe。それからバラードとジョージアのコーナーにあるKamei Royal。ここの従業員でボクたちを知らないひとたちはいない。知り合いがウエイトレスとして働いているUBCゴルフクラブには、ブルーベリーパンケーキを目当てに、ブランチに何度か。しばらくぶりで行ったCardero’s、上海飯店では素敵な想い出ができました。あと、新規開拓としては、4番通りにあるlas margaritasというメキシカンの店。ブロードウェイのJoey’sも。

ショッピング:あちゃー、今年は買い物のしすぎでした。まずPacific Centerモールの中のHarry Rosenをぶらぶら見ていたら、アルマーニのジャケットが目に留まってしまった。で、一瞬のうちに衝動買い。「そうだ、ボストンで学会があるんだから・・・、そうそう、それに着ていくんだからいいんだよね、そうそう・・・」という自己正当化をしばらくつぶやき続けて、なんとか沈静。ちなみに、ボストンでは、このジャケットをだれも褒めてくれなかった。久米先生なんか、「前のよりはいいんちゃう」だってさ、まったく失礼な。で、ですね、これで終わればいいんですけど、実は帰国する間際に、Oakridgeモールの中の同じ店を散策していたら、今度はアルマーニのコートが目に入ってしまった。これまた瞬買い。「ちょっと袖が長いような気がしますが・・・」という店員を、「いいの、いいの、ボク、袖が長い方が好きだから」と振り切ってしまった。だって、帰国日が迫っていたから、しょうがないじゃん。あと、去年は買い損ねたジョギングシューズ、今年はRunning roomで新しく買いました。それでスタンレー公園を計5回ほど周りました。夕陽は、相変わらず最高にきれいでした。