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合宿でのスポーツ三昧

今年度第一回のゼミ合宿を挙行した。
場所は菅平。長野の上田市にあるセミナーハウスに一泊二日の日程で行ってまいりました。
ボクの場合、前期のゼミ合宿は、親睦を目的としている。3年生と4年生とがうちとけることができれば、それで大成功であると思っている。一日目の飲み会と、二日目のスポーツで、緊張がほぐれ、みんなの性格がしだいに露呈してくる。そうすると、それからのゼミの運営が断然やりやすくなる。どこで誰に、どのように話しをふれば、どう反応してくるかの予想がつくと、ゼミのディスカッションがスムーズで楽しくなる。それゆえ、合宿は一年間を通した教育上、とても重要な一こまであると思っている。
さて、今回は、両日とも、野球経験者である村尾君とキャッチボールをすることができた。ボクの荒球をちゃんと座って受けてくれて、ありがとう。一日目は結構ボールが走っていたし、コントロールもよかったが、さすがに二日目は肩が張って、思うように投げれなかった。「先生、フォームがダイナミックでなくなってきましたよ」というコメントを途中でもらったが、いやその通りでした。お恥ずかしい。
河野ゼミ恒例となった感のある3年対4年のドッジボール対抗戦は、面白かったね。ボクは4年に入り、結構活躍したのではないかと思う。女の子だけでなく(←ここ強調)、男の子も仕留めた。あれは、盛り上がるね。
ソン君に卓球で勝ったのも嬉しかった。ソン君はなにかというと卓球で勝負をしようとしてくるからね。あ、そうそう、吹出さんにも、左手でプレイするというハンディを負いながらも、勝てたんだからね。(このあたり、ちゃんと記録にとどめておかなくちゃ。)
しかし、サッカーは、マイッタ。最近全然フットサルをしていないので、もうサッカーのやり方をまったく忘れてしまった、という感じであった。最初の方こそ、コーナーキックとかフリーキックとかから、結構よいクロスを上げたりしていたが、後半はまったく見せ場がなかった。三浦君と山下君の華麗なプレイをみながら、いいなあ、と指をくわえるしかなかった。そうそう、木村君もなかなかいい動きをしていたし、中西君も2得点していたね。みんな、なかなかのもんである。
今回の反省点は、人数がたくさんいたのに、フィールドを小さく区切ってしまったことにあった。ボクは、スタミナでは、いまの大学生に負ける気がしない。小さい中でコマゴマやられると、テクニックの点で歯が立たないが、長い距離を走らせて疲れさせれば、彼らと今でも対等にできるのではないか、と思っている。しかし、どうも、(5分も走るとゼイゼイしはじめる)三浦君が、故意にフィールドを小さく区切ったのではないか、と思う。うーん、これで、ボクの持ち味が発揮できないまま、終わってしまった・・・。
ゼミ合宿では、思いがけない、いろいろな発見がある。食堂に早くきて、献身的にみんなの食事を並べる人がいたり、なるべく知らないひとと交わろうと目立たない努力をしている人がいたり、またボクに対してさりげなく気を使う人がいたり・・・ボクの(教師としての)役回りは、そういうことに気付いてちゃんと評価してあげることだと思っている。ボクなりに、ちゃんとみていたつもりですよ。
最後に、だれも怪我なく、東京に戻ってこれてよかった。
また、明日から張り切っていきましょう。