« サンフランシスコ | メイン | 名前について »

ノースビーチ

出張から帰ってきましたので、日記再開します。
さて、サンフランシスコが大好き、ということは前にこの日記にも書いたけど、その中でもとくにボクのお気に入り、それはノースビーチです。そう、ここは、イタリア人街。一時、さびれて、ストリップクラブが軒を連ねるちょっと危ないところというイメージだったのだけど、いまではもうすっかりその汚名を返上した。夜遅くまでにぎやかで、歩いていてもぜんぜん安全で、快適。ユニオンスクエアーから中華街を突っ切って10分もすれば、コロンバス通りにでる。それを左の方へ上がっていく。City Lightsという屋根裏部屋のような本屋さんがあり、そこで一服するもよし。音楽をききたければ、Pink Pearlsという結構レベルの高いジャズクラブもあるし、そのほかにもライブ演奏しているバーも数多くある。裏通りには、いくつか凝ったインテリアの店もあって、ホントウに楽しい。
ノースビーチで食べるなら、もちろんイタリアン。今回は大きな一軒家を改造したような店、Bocce Caféに行きました。店内は、天井が高くて気持ちがよい。暖かければ、外のバルコニー席も選べる。混んでいるときは、カウンターで一杯飲んでからドリンクをもって椅子席に移動する。運がよければ、ソファー席にゆっくり座ることもできる。ここは、値段が手ごろで、かつ膨大な量の料理が出てくるので、とりすぎ食べすぎにご注意ください。
軽くピザでもというときには、コロンバス通りに面している小さな店、Osteriaへどうぞ。夜いくといつも並んでいるので、昼にいくといいかもね。コーラを注文すると、缶ごとストローと一緒にでてくるという感じで、まったく飾りのない店。でも、味も雰囲気も申し分ない。
絶対はずせないのは、プッチーニというカフェのデザート。コロンバス通りには、いくつもカフェがあるので、分かりにくいかもしれないけれど、ここのチーズケーキは絶品です。他にも、ティラミスとか、日替わりのケーキがあっておいしそうなのだけれど、ボクはあるとき偶然出会ってしまったここのチーズケーキの味が忘れられず、いつもそればかり注文してしまう。今回も行きましたが、以前とまったく変わってなくて、安心しました。店には、いつも見習い風の若い衆がいて、彼らが一生懸命なのも、とても好感がもてる。
ところで、ノースビーチには、ちょいわるオヤジたちがたくさんいるのです。夜、食事もデザートも済ませて、もう一杯だけ飲んで帰ろうかと、その辺のバーに入るでしょ。すると、いるいる、アメリカ版ちょいわるオヤジたち。結構お腹もでて頭も禿げ上がっているのに、どういうわけか、若い綺麗な女の子を連れて、ゆったりと構えて座っている。で、ライブ音楽が始まると、二人で踊りだすのです。それがセクシーで、格好いいんだな。ラテン系の強みなのかなあ。ああいう腰の動きは、われわれ日本人のオヤジたちには、真似できませんね、ちょっと練習してみたけど・・・