早稲田界隈のメシ処
よく学生たちに、どこでランチするのか、と聞かれる。そこで、いくつかボクのよくいく店を紹介しよう。あ、そうそう、今日は、早稲田界隈の話ね。より広く、東京や(いまボクの住んでる)横浜のお気に入りレストランについては、またいつか日を改めて、ということで・・・
高田牧舎。早稲田周辺の食事処としてはめずらしくゆったりとしたスペースでテーブルが並んでいるのが心地よい。オーナーの藤田さんとは、3年前ボクが早稲田に赴任して、すぐ仲良くなった。その頃ボクはフットサルを毎週金曜の夜にやっていて、ある日その話をしていたら、藤田さん、自分も行きたいと言い出した。それで彼もフットサル仲間に加わったのでした。もちろん、彼の方がずっと若いし、ずっとうまいですよ。ここ一年、ボクは忙しくて行けないのに、藤田さんは毎週行っているみたい。
で、この高田牧舎、早稲田の先生だと、ツケが利くのです。ツケの利く店があるって、なんか、いいよね。なんか自分が特別な存在になったような気がして、自慢したくなる。えっ?ツケって、どういうシステムなのかって?現金で払わずに、小さな所定の紙に自分の所属学部と名前を書いて出てくる。すると、その集計した金額が大学からもらう給料から毎月引かれるというシステムになっている。実は、昨日も一昨日も、ここでお昼を食べました。Bランチの和定食。おととい店にいったら、ちょうどゼミ論文を提出にきていたゼミ生4人がいて、そのうち前田君がこの和定食を食べていた。豚汁がおいしそうだったので、迷わずボクもそれを注文。実際おいしくて、きのうも続けて同じものを食べてしまった。あと、ここはメンチカツがとびきりおいしい、ジューシーでね。
トキワ。ここも、ボクの研究室からだとすごく近い。いま早稲田の大学院からコーネルに留学している遠藤君に、はじめ何回か連れて行ってもらった。遠藤君はポークジンジャーがお気に入りだったけど、ボクはカツカレー。学期中は、毎週一回は行くかな。ここのマスター、ホント、元気が良くて、礼儀正しくて、よく働いて、話題も豊富で、素晴らしい。ここで食べて出てくると、「ウン、世の中すてたもんじゃない」という気分になるのです、ハイ。
北京。ゼミ生たちをよく連れて行く中華料理屋さん。昼時は、一般の早稲田関係者ではないような人たちも、たくさん食べていて、いつも活気あふれている。ここでのボクのお気に入りは、かた焼きそばとタンメン。どちらも野菜がいっぱい入っている。疲れたり風邪を引きかけたかなと思うような時は、そのどちらかを注文して、さらに半餃子をつけたりする。すると身体の抵抗力が増すような気になるのです。そうそう、「病は気から」って、本当なんだよね。こう考えると、この店、ボクの健康管理の上で、かなり重要な役割をになっているんだなあ。