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卒業おめでとう 2014


河野ゼミ10期生のみなさん、卒業おめでとう。
早稲田にきて、あっという間に時が過ぎていき、とうとう君たち10期生を社会に送り出すことになりました。きのうの追いコンは11期生たちがすばらしいプロデュースをする中、一人一人が心のこもった挨拶をしてくれて、ジーンときました。ヨウジロウの爆弾宣言には、驚いたけどね。

ボクの弾き語りも意外にうまくできてよかった。一曲目は、もうすこし君たち一人一人の目をみて、唄えればよかったのかもしれないけれど、そしたらエリコからもらい泣きしちゃって、唄えなくなっちゃったかも知れないんで、あのくらいでよかったんじゃないかな。

さて、大学の先生というのは、大学生にとっては、バイト先のボスや先輩とかとならんで、はじめて出会う社会人のひとり、という位置づけになるのではないかと思う。ボクは、そのことを肝に命じて、君たちが社会へ出ていくtransitionがスムーズにいけばいいなあ、といつも思っていた。しかし、大学の先生は、ボクも含め、一般の社会人とは異なり、企業や組織の中でもまれた経験もそれほどないし、世間知らずが多い。君たちは、社会にでていったら、ボクよりもはるかに豊富な人生経験をもった魅力ある人たちと、たくさん出会うことになる。それらの人々からさまざまなことを学んで、そして今度は君たちの後からついてくる人たちのロールモデルになれるように、これから成長していってください。

卒業にあたり、どのような言葉をはなむけにしようかと迷いましたが、今年はCaptain John Luke Picard (of USS Enterprise)の台詞から、次を選びました。

What we leave behind is not as important as how we’ve lived.

財産や名声、あるいは業績なんて、いずれ時がたてば、はかなく失われていく。
目標をもつこと、夢をもつことは、それらを達成する間のプロセスを大事にするためのもの。
どうか、すばらしい人生を切り拓いていってください。

河野ゼミ10期生に、乾杯!