日本の政治学者は誰と似ているか
他人のそら似という言葉がある。うーん、似ているということは、本当はまったく無関係ではなく、たどっていくと祖先が一緒でDNAを共有している、というようなこともあるんじゃないか、と思わないわけではない。一方、前にも書いたが、ちがう人たちとの間に共通点を見つけようとする習性というのは、情報量を節約しようという、人間の本能に基づいているのではないかという気もする。
さて、以下は、ずーっと前から気になっていた、ボクの同業者たちの中で「あの先生、○○さんに似ているよなあ」という組み合わせです。もちろん、まったくの独断と偏見に基づいてるので、真剣に文句いってきたりしないで下さいね。
まずは、よくテレビでお見かけする東大教授の御厨貴先生。正確には御厨先生は政治学者ではなく歴史家というべきでしょうけど、彼、前にクイズダービーでおみかけした篠沢教授とそっくりだと思いませんか。あの眼鏡とか、下をむいてぶつぶついってそうなところとか。えっ?学者が学者に似ているなんてのは、別に面白くない?
(じゃ、関西学院大学の山田真裕先生が、最近、佐々木毅元東大総長に似てきたねえ、というネタは飛ばすことにします。)
では次は、芸能人に似ている方ということで、東大の藤原帰一先生。そういえば、藤原先生も、最近よくテレビでお見かけしますね。で、藤原先生って、あのSMAPの香取慎吾さんに、似てないでしょうかね。ね、ね、似てるよね。しゃべり方とかも。
次も、芸能人に似ている方で、京都大学の鈴木基史先生。非常に優秀な研究者ですが、この鈴木先生、ボクには、どこかでほんわかとした桑田圭祐さんを思い出させてくれます。桑田さんは、見事復帰されて、本当によかったです。実は、鈴木先生は、もうひとり、ボクらの世代のあこがれのサッカープレイヤーにも似ている、とつねづね思っております。それは、いまの横浜Fマリノスの木村和司監督。日産現役時代のフリーキック、たまらなかったですね。最近はちょっとお太りになりましたが、それでも相変わらずかっこいいです。
さて、サッカー選手に似ているというと、関西学院大学の北山俊哉先生も。最近お会いしていないですが、ボクの中での北山先生のイメージは、髪がチリヂリで長くて、っていう感じなので、あの北沢豪さんみたいだなといつも思っていました。ただ、ボク、あんまりヴェルディは好きではなかった、正直。
次は、ちょっと異色ですが、新潟県立大学の学長になられた猪口孝先生。ボクの大学時代の恩師のだんなさんですが、ごめんなさい、ボクは猪口先生というと、赤塚不二夫が生み出した名キャラのひとつケムンパス(「もーれつア太郎」に出てくる)を思い出してしまいます。やっぱりあのメガネの感じでしょうかね(気に障ったらごめんなさい)。
さて、最後は若いご夫婦のお話。ご主人は、大村啓喬先生。最近滋賀大学に就職されたのですが、彼はなんと、むかし、ボクの授業を青学でとっていたのでありました。で、彼が誰に似ているかというと、特定の人ではないんですね。出てくるイメージは、大学のラグビー選手。あるいは、女子プロレスラーをめざしていっしょうけんめい修行中の人(ごめん)。背が高く、がっしりしているので、どうしてもそんな感じです。さて、この大村さんには、とてもすてきな奥様がいらっしゃるのですが、この方も研究者でして、ボクも何度かお目にかかったことがある。この方は、ボク的には、アン・ハサウェイに似ている。ちょっと誉め過ぎかもしれないけど、うん、ちょっと似ている。
ということで、今回は、どうでもいいような、ほとんど身内受けしかしないようなエントリーでした。