合宿2009のメークドラマ
今年初めての合宿を2泊3日で行った。場所は、菅平。春季の合宿の目的はただひとつで、それは親睦を深めることである。1時間半の勉強時間を除いて、あとは全部スポーツとリクリエーション。とっても楽しかったし、今回もよく身体を動かした。
親睦を深めるという点では、もう最初の晩から大成功であった。ボクは12時過ぎに寝たが、学生たちの宴会はもっと遅くまで続いていた。明け方4時ぐらいまで飲んでいた人たちもいるらしい。おかげで、次の日は3年と4年の隔てなく、みんなしゃべるようになっていたし、結構本当の「キャラ」が露呈し始めた。ところが、遅くまで飲んでいたせいか、翌朝6時起床の恒例ジョギングに誰も3年生が参加しなかったのは、残念だった。秋の合宿では、ボクがたたき起こして、今回酔いつぶれた西海君とか、どうみても朝に弱そうな中村君あたりを連れ出してやろうかと思っている。
さてその午前中は、米森君と水野君とのキャッチボールからはじまった。両方とも野球経験者で、彼らのボールをグローブで「パーン」と受けるだけで気持ちよかった。つづいてソフトボール。みかけによらず渡具知さんが打つのも守るのもうまいので、みんなびっくりしていた。ボクは、3年生チームのピッチャーをやらしてもらった。結構バカスカ打たれたが、最後ウチのチームが粘って引き分けまでもっていって、負け投手ではなくなった。
その後、サッカー。15分ハーフで、女子がゴールしたら2点というルールであった。前半は、チームワークがかみ合った4年生チームのペースだった。しかし、予想通り、4年生チームは体力が全然続かない。それで、後半は木島君や仲宗根君らが自由に動くようになって、大反撃に転じた。残り5分、右に走っていたボクにいいパスがきたので、それをボックスに蹴りこんだ。シュートとしては外れたが、そこに森本さんがいて、うまく決めて2点ゴール。これで同点に追いついた。ところが、そのあと、すぐに4年の清水さんに決められ、またまた2点差をつけられた。このまま彼女が今日のヒロインになるのか、と思われた。しかしですね、ここからさらなるドラマが始まったのでありました。残り1分。まず、水野君が華麗なドリブルで持ち込んでゴール。これで一点差、女子が入れたら逆転である。残りは15秒。「まだまだ」とチームを鼓舞して、みんな前がかりに攻め上げる。そしたら、ゴール前に張っていた「もぎちゃん」こと大野さんにパスがつながり、彼女が期待に応えて逆転2点シュート。そこで試合終了。いやー、素晴らしかった。なかなか感動した。
午後は、体育館に移動して、バレーボール、バトミントン、ドッジボールをやった。ここでも、全体的には、3年生が4年生を圧倒していたようにみえた。4年生は、体力の衰え、というよりも、世代が交代していくことの寂しさのようなものを実感しているようであった。
夜は、花火、ゲーム、そしてみんなで「日本vsウズベキスタン」の試合を応援しながらの宴会ということになった。傍らで、ボクは「ラヴ・ジェンガ」にも加わった。そのとき、「初恋について語れ」という札を引いて語った保田さんのスキー場での逸話は、とってもロマンチックだった。ボクは、「駄洒落を言え」というのを引いてしまって、なにも思いつかなくて、「佐藤麻由さんの眉毛」といった。そしたら、佐藤さんを含め、みんなから白い目で見られてしまった。すみません、次回まで、もっと勉強していろいろネタを仕込んでおきます。
合宿中に吉村君が誕生日を向かえ、みんなでお祝いできたのもよかった。おめでとう。
合宿係の酒嶋君、企画係の荻井さん、本当にご苦労さまでした。You both did a wonderful job!